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近年、リチウムイオン電池を超える次世代電池として「全固体電池」という言葉をよく耳にするようになりました。

まだまだ課題の残る技術みたいですが、太陽光、住宅、車、スマホなどバッテリー技術が飛躍的に伸びる次世代の電池です。

 

  1. 構造や形状が自由。薄型など、柔軟な電池が実現
  2. 小さな層を重ねることで小型・大容量化が可能
  3. 固体なので丈夫。寿命が長くて熱や環境変化に強い
  4. 高速充放電が可能。※従来のリチウムイオンの3分の1

 

かつて日本は車載用リチウム電池を開発し、世界シェア2000年には世界でも94%とリードしてきたが、

現在は中(CATL)韓(LG)に逆転されている。

日本市場にも中国のEVが参入しておりますが、日本のEV保有率は全体の0.9%と電気自動車の普及がなかなか進まない現状がある。

一方、ハイブリッド技術では日本はTOPを走っているものの、ハイブリッド競争で諸外国は勝てないため、EVへ移行。

ナンバーワンの技術でも需要がなくては先がない。

 

TOYOTAやPanasonicが全個体電池に関する特許を多く保有し、実用化に向けて様々な開発が行われている中で、

日本は新しい技術開発は得意であるが世界からの需要に対し、供給する大量生産力が課題だとされている。

経産省は全個体電池の実用化前に日本企業は疲弊し、市場から撤退する可能性があるとの報道も流れる中、

実用試験を終え、生産に向けて日本のトヨタ自動車デンソー三菱ケミカルJFEスチール村田製作所など、そうそうたる企業が名を連ねている。

ここを落としたらまた世界から大きく差を付けられてしまうのではないでしょうか。

日本の技術をもう一度世界に!!

 

▼村田製作所

https://article.murata.com/ja-jp/categories/solid-state-battery

 

▼全個体電池に関連したものではないですが、パワーエックスという企業も魅力的なイノベーションを発信してますね。

ZOZO元幹部の伊藤正裕氏がCEOの会社みたいですね。

https://power-x.jp/ja/

 

水を電気分解する際に発生する酸素と水素。

水素エネルギーの実用化も進んでますが、CO2を全くださない点もクリーンエネルギーのため関心度が高く、期待されています。

こちらも今後注目のエネルギーですね。