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Twitter APIの有料化はいつから?

イーロン・マスク氏による買収以降、何かと仕様変更が相次いでいるTwitterですが、これまで無料で提供していたTwitter APIのサポートを終了すると発表しました。

 

開発者でもなければあまりピンと来ないTwitter APIですが、要するにTwitterのデータにアクセスして、それを利用することができるというもの。例えば、Twitter APIを利用することで、外部アプリからTwitterに投稿したり、Twitter上の投稿を検索したり、ダイレクトメッセージを送ったりといったことが可能になります。企業がTwitterを使って行うキャンペーンで、特定のツイートをリツートするとすぐに当落の結果がリプライで送られてくるというものがありますが、こうしたものにもTwitter APIが利用されています。

 

このTwitter APIには、無料で利用できるものと、より高度なこと(利用できる回数や検索できる期間・ツイート数が多いなど)を行える有料のプランとがあります。マスク氏によると「無料APIは、botによる詐欺師や情報操作に悪用されており、検証プロセスやコストがかからないので、悪事を働く10万個のbotを簡単に立ち上げることができる」とのこと。つまり、無料APIを廃止することで、botを悪用するコストを高め、効果的にbotを排除しようという狙いのよう。

 

新しい「Twitter API」の提供を始め、無料で使える「Freeプラン」、ホビーユーザー向けの「Basicプラン」、企業向けの「Enterpriseプラン」を用意。既存のユーザーには「今後30日で既存のAPIの使用は非推奨とする。スムーズな移行をおすすめする」と告知している。

 

対応が延期されたりしてましたが、正式にアナウンスがあったようですね。