次世代電池
写真は全個体電池(角型)
全個体電池 2035年に2.8兆円市場へ
「パフォーマンス版」「普及版」「ハイパフォーマンス版」「全固体」の4種類を開発中。
●パフォーマンス版電池:2026年に導入される次世代EVに搭載する予定。航続距離1000km(空力特性向上や軽量化などの効果も含む、以下同)を実現する角形電池。
コストは「bZ4X」搭載の電池に比べて20%減(bZ4Xと走行距離を同等とした場合)、急速充電20分以下(充電量10%から80%まで充電する場合=SOC10-80%、以下同)を目指す。
●普及版電池:正極材に低コストなLFP(リン酸鉄リチウム)を使い、また電池にバイポーラ構造(後述)を採用することで電池性能の向上とコスト減を両立する。2026~27年の実用化を目指す。「bZ4X」に比べて航続距離は20%向上、コスト40%減、急速充電30分以下(同)を目指し、普及価格帯のEVへの搭載を検討している。
●ハイパフォーマンス版電池:普及版と同様にバイポーラ構造を採用しながら、正極材に高エネルギー密度を実現できる高Ni(ニッケル)正極を組み合わせ、2027~28年の実用化を目指す。パフォーマンス版電池と比べて航続距離10%向上、コスト10%減とする。急速充電20分以下(同)を実現する。
●全固体電池:液系リチウムイオン電池の限界を超える性能を実現できる可能性のある次々世代電池として開発を進めている。これまではHEV(ハイブリッド車)にまず搭載して実用化するとしてきたが、課題だった電池の耐久性を克服する技術的ブレークスルーを見いだしたためEV用として2027~28年の実用化を目指す。パフォーマンス版電池に比べて航続距離20%向上、急速充電は10分以下(SOC=10-80%)を目指す。将来的には航続距離50%向上を目指す。
マルチパスウェイプラットフォーム:エンジン車やプラグインハイブリッド車(PHEV)、EV、燃料電池車(FCV)など多様な電動車の提供を可能にするプラットフォーム。2026年にこのプラットフォームをベースとする車両を150万台販売することを基準として、2026年に次世代EVを投入する前にもEVラインアップを充実させるために活用する。
本格的に燃料種別もガソリン+EV=ハイブリッドから完全EVへとシフトするのか!?
豊田社長は私はいかにも車好きが好むいかにもという車が好きだと話されておられましたが、
時代の変化に対応し、これから企業が生き残るためには必要な転換期にきているのでしょうね。
(別談 国産VIPのセンチュリー)
TOYOTAのオフィシャルを見ていたら、なんとセンチュリーのSUVらしきものが(笑)